ありませんか。
なんだかふわふわして、
やる気が出ない。
なにに悲しんでいるのかも
よく分からない——。
それは、あなたのせいでも、
性格のせいでもないのです。
海王星が、あなたの空を
通っているからかもしれません。
占星術にはトランジットという考え方があります。生まれたときに止まっていたあなたの星たちと、いま空を動いている星たち の関係。これがあなたの「今」に大きく影響しているのです。
とくに 海王星 は、ゆっくり、ゆっくりと、何年もかけてあなたの空を通っていきます。気づかないうちに、心の輪郭をじわじわ溶かしていく星なのですよ。
01太陽と月にもやもやがかかると
あなたという人の中心 を担っているのは、ホロスコープの太陽と月。太陽は「外向きのあなた」、月は「内側のあなた」を映す感受点です。
そこに海王星のもやもやがかかるとね、こんな感覚が続くようになります。
自分が、自分でなくなるような
ふわふわとした感覚。
やる気が出ない。
悲しいわけでもないのに、
気がついたら泣いている——
これね、ご病気でもありませんし、性格が暗くなったわけでもないのです。ただ、海王星があなたの輪郭を、霧で包んでいる 期間なのですよ。
海王星は「境界線を溶かす」星。あなたと他者、現実と夢、過去と今——あらゆる境界が、ふやけて分からなくなる時期に入っているのです。
02このとき、人間関係はだいたい切れる
これね、覚悟して聞いてくださいね。
海王星のトランジット中の人間関係は、だいたい切れます。 友人、恋人、仕事仲間、家族——少なくとも一つ、二つは「気づいたら、もう連絡をとっていない人」が出てくるはずです。
これは悲しいことではありません。海王星はね、「もう必要じゃないつながり」をそっと溶かしていく星 だから。あなたの魂が次のステージに行くために、関係の整理をしてくれている期間なのです。
このとき、自分から「切ろう」と決めなくていい。むしろ「決めようとしないこと」が大切。海王星期は判断力も曇りやすいので、無理に答えを出すと後悔します。流れに任せていれば、必要な関係はちゃんと残ります。
03消えそうでつらいのは、悪いことじゃない
「私、消えそう」と感じているあなたへ。
その感覚は、あなたが変わっていく合図 です。今まで「自分だ」と思っていた輪郭が、本当のあなたじゃなかった——というだけのこと。
輪郭を一度溶かして、
もう一度、
本当のあなたが固まる。
海王星の数年は、
そのためにあるのです。
だから、いまは頑張らなくていいのですよ。新しいことを始めなくていい。決断を先延ばしにしていい。眠りたい日は、たくさん眠っていい。
霧の中を歩いているような時間は、必ず、抜けます。
04霧の中での過ごし方
海王星期にできる、たったひとつの大切なこと。それは 自分に優しくすること です。
頑張れない自分を責めない。眠ってばかりの自分を許す。「今日も何もできなかった」と泣きたい夜は、ちゃんと泣く。
そしてもう一つ。水を浴びる、絵を描く、音楽を聴く、夢の話を書き留める。海王星は水と芸術と夢の星。これらの行為があなたを少しずつ癒してくれます。