ねぇ、あなたにも覚えがあるかしら。

隣にいるあの人が、急に眩しく見えはじめた瞬間。
「素敵だな」と思っていたはずなのに、
ある日、胸の奥がチクッと痛む——。

それは、嫉妬という感情が、あなたの中で芽吹いた瞬間です。

世界のトップアスリートや大富豪に、あなたは激しい嫉妬を覚えますか? おそらく、覚えないわよね。「すごいなぁ」で終わってしまう。

嫉妬という感情が一番激しく燃え上がるのは、かつて同じ景色を一緒に見ていた人が、自分を置いて先に進もうとした瞬間なんです。地続きだったはずの相手が、突然、別の星に行こうとする——。その時、心は静かに、でも確かに、ざわつき始めます。

私はこれまでの人生で、6回離婚して7回結婚してきました。その過程で、自分の中の嫉妬という感情と、何度も向き合ってきたんです。今日はそのお話を、占星術とNLPの視点を織り交ぜながら、あなたにお伝えしますね。

01「何もない私」と「何かを持つあなた」

毎日同じように時間を過ごしてきた二人。なのに、ある日突然、相手だけが「やりたいこと」を見つけてしまう。あなたは取り残された気持ちで、「私には、まだ何もない」とつぶやく。

このとき、二人のあいだには、目には見えないグラデーションが生まれます。最初の頃、それは「眩しさ」「憧れ」として、優しくあなたの目に映っていたはず。

でも、相手が本当にその意志を持って一歩を踏み出したとき——。その眩しさは、突然、鋭い光に変わります。あなた自身の「何もしていない自分」を、容赦なく照らし出してしまうから。

— ASTROLOGY MEMO

火星と海王星のアスペクトが効いている方は、特にこの「眩しさ→嫉妬」の振り幅が大きい傾向にあります。理想が高いぶん、相手の輝きが自分を傷つけてしまう。

02嫉妬の正体は、相手への怒りじゃない

これね、何度も言うけれど、覚えておいて。

嫉妬の本当の正体は、
相手への攻撃ではなくて、
「置いていかれる怖さ」と、
「動けない自分への嫌悪感」
の裏返しなんです。

— from the archive

NLPでは、感情というのは「相手」に向いているように見えても、その矢印は必ず自分自身に返ってきている、と考えます。あなたが誰かに嫉妬しているとき、本当にあなたが見ているのは、相手じゃない。「進めないでその場に立っている、自分自身の姿」なんですよ。

相手が眩しく輝けば輝くほど、その光に照らされた自分の現在地が、より色濃く、はっきりと見えてしまう。だから、目を逸らしたくなる。だから、苦しい。

03道が分かれる、その時に

二人がいよいよ別々の道を歩き出す瞬間が、必ずやってきます。

相手は自分の夢に向かって、力強く歩いていく。あなたはその背中を見送る。物理的にも、心理的にも、距離が決定的に開いたとき、あなたの心は静かに、ふたつの選択を迫られるんです。

いつまでも、届かない背中に嫉妬の炎を燃やし続けるのか。
それとも、その眩しさを、自分の燃料に変えてしまうのか。

不思議なことにね、相手が完全にあなたの手の届かない場所まで行ってしまうと、嫉妬はもう一度、「純粋な憧れ」「尊敬」に戻ることがあるの。そして同時に、あなた自身の人生のスタートラインに、ちゃんと立たせてくれる。

04胸が痛む瞬間こそ、心の声

嫉妬は、決して心地いい感情ではありません。でもね、私はこう思うんです。

嫉妬を感じるということは、
あなたが心の奥で、
「本当は私も、
あの人のように、
自分の足で歩きたい」
と願っている証拠なのよ。

誰かを眩しいと感じて、胸がチクッと痛むその瞬間こそ、あなたの中の「変わりたい」が、声をあげている合図です。

その声を、聞こえないふりしないで。今夜、ひとり静かに、その小さな声に耳を傾けてみてくださいね。

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またね、
あなたの人生は一度だけ
あなたのものです。
— まこねえより